吹き抜ける風なら 行く先を知っているだろうか 名前のない出会いの 続きを明日を運命を 胸に耳を当てて ありえない鼓動の音がする どこにも乗ってない感情 甘くて苦くて正体は 何気ないことから 深読みしてみたりね つかず離れずはもう今日まで きっと誰も知らないその笑顔 見つけてしまったから 変わる変わる人の中 君が光を放っていたの 巡る巡る季節にも ずっと変わらない心音 曇り時々雨 地紋綴を繰り返す日々 始まりそうな第二章 進むか戻るか逢いまいだ 君がくれた一言 繰り返してみたりね 思わず零れそうなときめき 触れたこともないような温もりに今 気づいてしまったから かげるかげる日常から 君が涙を運っていくの 深い深い安らぎに 隠した秘密の心音 約束も強さも全部 冷めても冷めても消えない つもりつもる思い出は 薫食に染まってゆく いつしか 変わる変わる人の中 君が光を放っていたの 揺れる揺れる瞳にも 移り始めた新たな世界 そっと隣り合う心音 いつか重ねたい心音