Ultra Tower

Haru Ni Nokoru Yuki

Ultra Tower


おもわずふりむいたこみあうみちのうえ
きみのわらいごえがふときこえたようで

はるのにおいにいまきせつはながれてく
よくはしゃいだゆきもふることはないだろう

ずっとつづくはずのかけがえないひびは
もろくこわれたもうもどらないほどに

きみのいうしあわせはきっとぼくのとはちがったね
かわりゆくひびつないでたてもしらぬまにほどけた

あかりのないへやがひとつすいたいすが
むねのおくをつつくまだひえるよるに

きのうみてたゆめもきょうのぐちもぜんぶ
いきばなくしてただためいきにかわる

きみがわらうだけでいつもたすけられてたんだよ
うつむきそうなときもきみとならあるいていけたのに

はるにのこるゆきのようだねいまのぼくはまるで
あたたかなひざしにめをそらすきょうもあの日のまま

きみのいうしあわせはきっとぼくのとはちがったね
もういちどてをつなげるのなら
もうはなしたりしないこころからあいしてた