Tsukuyomi

Reason For Existence

Tsukuyomi


よるのあいにさいてみちていけいきるよすが
きずもううそもいたみもうたになれ
ゆめを、あいをかいてなにをすくえますか
うれうそらをそめるひかりになれ

このよにありふれたこうふくのかたち
それじゃあいたあなはうめられない

うそつきなんだぼくはいきているだとか
このきかいみたいなこころでさ

できないわからないかわらない
ことばたちはむかちないねいろとかす
みたされないかなわない
こんなうたじゃ
ああだれのこころもてらせない

よるのあいをさいてないでいけいきるよすが
まちがいもこたえもきょうもみらいもうたになれ
かなでたこのこえがいまきこえますか
おろかなぼくのばかげたさけびを

どうかこんないのちに
あすをいきるりゆうをくれよ
どうかぼくをみつけて
たしかにあるまひるのつきを

ことばをのみこんだのどがうずいた
むねにつかえるこれはなにか

こころをのみこんだやみをあおいだ
さしたあかねにてをのばす

すべてがそりゃむくわれるものじゃない
じかんもかねもむだになるかもな
いつかわかこにきえていく
それでもぼくがうたうのはここにうまれたから

ただしいだけじゃすくえないものもある
なかないことがつよさだってなら
ぼくはよわいままでいい

よるのあいをさいてないでいけいきるよすが
まちがいもこたえもきょうもみらいもうたになれ
わからない
さいもじんせいもわかるものか
うそだらけでも
それでも、いきろ

あいもなにもなくたってあけるよるだ
うまれたわけなんてあとうけだっていい

しにゆくさまをそれをびとよぶな
ちるためにさくはななんてないだろ

みにくいほどにうつくしいものを
かけたこころをうめてくれよ

どんなうたでどんなことばで
くらいよるのよすがになれる

かみさまにねがうのはただひとつだけ