STU48

Kurayami

STU48


太陽は水平線の彼方を目指して
Rを描きただ落下する夕暮れに
何かをやり残してるような喰いはないのか
僕はまだ帰りたくない

やりたいことやりたくないことやらされながら
理想と現実がごっちゃになっている日々
あの空とこの海がほら分かれてるように
交わらないものがあるってことさ

都会で暮らす
友は窓しか見ていないらしい
やるせない孤独の時
泣き言誰に言えばいい

夜よ僕を詩人にするな
綺麗事では終わりたくない
生きることに傷つきうろたえて
不様で痛い
次の朝がやってくるまでに
今持ってるものは捨てよう
丸裸になって気付くだろう
暗闇のその中で
目を凝らしてみれば
何かが見えてくる

星たちは自分が輝いているその一と
宇宙の果てで誰かに見られてる自意識
どこかで消えていった光を知っているのか
僕は始まってもいない

欲しいものいらないものも見逃し尽くなくて
手を伸ばしてしまう若さはいつも強欲だ
大人とはその分別があることと言うなら
永遠に大人になんかなるものか

故郷捨てて
僕は絶対暮らせないだろう
水平線見えなければ
今いる場所がわからない

夜よ僕に歌わせるなよ
想像だけの愛の世界は
都合のいい思いやりばかりで
接点がない
どうせならばもっと生々しく
お互いの正体を明かそう
取り繕っていても虚しいよ
暗闇のその中で
聞こえてくるのは
希望の足音か

防波堤の上に立って
僕は叫んだ
波の音よりも大きく
自分へと届くように

夜よ僕を詩人にするな
綺麗事では終わりたくない
生きることに傷つきうろたえて
不様で痛い
次の朝がやってくるまでに
今持ってるものは捨てよう
丸裸になって気付くだろう
暗闇のその中で
目を凝らしてみれば
何かが見えてくる