誰のせいでもないことなら 誰が追うべきなのだろう 抗い続ける先には どれだけの現実があるか 刻む秒針追いかけるほどに 置き去りにされてゆく まだ息の絶えない悲しみさえ この雨が消してゆく 止められない時のように降り続く雨 視界を遮るからもう何も見えない それでも今進むなら行動を止めて 偽善と呼べばいいだろう 雲を断つ光その意味を知ろう 変わらない日々があるために どれだけの犠牲がいるだろう 流れたすべて飲み込むように また雨が降り出した 悔やみきれない過去のように乾かない雨 この腕も叩くから何も逃げれない それでもまだ光こそ正しいと言うなら 目を逸らすことになる 例えば誰かを傷つけたとて いつまでも続く長い雨容赦なく熱を奪う 成すがままのこの心消えきってく 胸の奥で鳴る音が聞こえるのなら 理由なんてそれ以外ありえるわしないだろう 止められない時のように降り続く雨 視界を遮るからもう何も見えない それでもなお進むしかないと言うなら 答えは必要ない 終わったその時残った何かが真実でいい