SiLC

Himegoto

SiLC


ねえ気づいていたでしょ 本当に欲しがっていた言葉
満たされてるふりしても 心の深くに住んでる
不安な私が

人肌よりも少しだけ 温い風 鼓動速まっていく
遠い未来を語ってる 横顔を見ていた
一緒に夢の奥へと 連れていってよ
ねえ この体ごと

愛という名のピストルが 胸の真ん中 打ち抜くの
掛け引きだとか 常識なんて 何の意味も持たない
愛という引き金を引いて 凍った心 打ち抜いて
指の先まで あなたの愛を 注いで

ねえ 忘れているでしょ 意味もなく 暮れた銀の硬貨
鈍く光る 宝石 涙の雫で 重くなって 輝いていった
あたしだけ知ってる 秘め事だった

全て失ってしゃがみ込む ため息 夜明けに溶けた
この街では 何の役にも立たない
手の中に光るクォーターダラー
残された想いがくれた 勇気をぎゅっと握りしめて
揺れる心で開けてく空を 笑った

生意気な唇 ねじ伏せられた

あなたがくれた 温もりだけが 胸の真ん中 打ち抜いた
掛け引きだとか 常識なんて 何の意味も持たない
愛という名の引き金を引いて 汚れたつばみ 打ち抜いて
取って置きの 憎られたキスを もう一度