あせぬちかいは おおぞらをまい しのびのみちへいざなう ひがしのそらを あかくそめて こどおはじめた ゆめうつつひかりがしめすしんじつへと はるかあゆみたして いくせいそをおへて かわらぬ たゆたうねがいにみをこがし いまをもとめつづけて ときにきずつき つかれはてて うつむいたとしても ひとみには もゆるちしおがたぎる はぜるひとひらのおもいかけて むげんにさいたちぎりはかがやく あせぬちかいは おおぞらをまい ゆうきゅうのときこえて しのびのみちへいざなう あかくそまる つるぎのさきふるえるてで つよくにぎった むかいあったふたつのかげ まじわるさだめのとき よろいのなかのすんだひとみ けしきをさえぎられたせかい あともどりはできない おのれがえらんだしゅらのみち いまこそほんのうのままむかえ はがねをにぎり はなてねつをおびたひとふりを れきしをかえるときがいまきた にじむちをぬぐうだけのひらえ もういちどしのびのみちへ いくせいそをおへて かわらぬ たゆたうねがいにみをこがし いまももとめつづけて ときにきずつき つかれはてて うつむいたとしても ひとみには もゆるちしおがたぎる はぜるひとひらのおもいだけで むげんにさいたちぎりはかがやく あせぬちかいは おおぞらをまい ゆうきゅうのときこえて さだめのいざなうはてへ もういちどしのびのみちへ