Saitoh Kazuyoshi

Wedding Song

Saitoh Kazuyoshi


ああきみにおくることばさがし
ねむれなかった
アルおもいでよりあたらしいひび
うつくしくあれ

ここにいるひとびと
ここにいないともだちも
きっときみのなまえ
よんでるだろう
そのむねにともすだろう

おめでとうそれだけ
いえばあとはこみあげる
たとえばあざやかな
よあけのように
ただそのかぜのように

アルしろいはながゆれてわらう
とてもきれいだ
ああであうふしぎあいするふしぎ
とびらをあけて

そのひとをえらんだ
じんせいがいまはじまる
だれもしあわせしか
いらないだろう
それだけをいのるだろう

しあわせのそのひに
ひとはなぜふるえてなく
あんなにかがやいた
えがおのあとで
こんなにあいされながら

そのひとをえらんだ
じんせいがいまはじまる
だれもしあわせしか
いらないだろう
それだけをいのるだろう

しあわせのこのひに
きみはあんぜふるえてなく
せかいでいちばんの
えがおのあとで
せかいにあいされながら