みじかいかげをぬけてはしゃぐとりのむれ おいかけておいこしてまるでぼくらのよう なつがきたとつげるように なみはひかりそらをてらす なんてことのないひさえきらりきらりかがやく かぞえきれないやくそくをかわしたたいようのした まぶしくてみえないあす まだはじまりのなつ さどるがあついひにはたちこぎじてんしゃ ほんとうはいちびょうでもはやくつきたいから かぜがそよぐおかのうえで ふたりきょうもあいかわらず ほてるほほをさますように まちをながめていた ゆうだちのくもをみつけてあまやどりのやねのした かえれないままでいい まだこのままでいたい このなつがおわるころに おもいではどれほど ひとつずつひかるかけらかさねて かぞえきれないほしをみよう ひみつのきちをつくろう ゆるやかにながれてぼくらのじかんよ かぞえきれないやくそくがきょうもふえますように まぶしくてみえないあす まだはじまりのなつ まだつづきますように まだいはじまりのなつ