それはまるで夜明けの イナズマのようね 見つめ合った瞬間に 電流が流れたの こんな出会い二人は 偶然と呼べなくて 不思議じゃない不思議な 物語が始まる 今日までいつも片手が そう言えば空っぽで 遠い昔誰かと 繋いでた気もするし 触れた指の先から 何もかもわかってゆく きっと生まれる前から 握ってた記憶だと 目を閉じて傍にいて 時のない静寂へと 還れるよう 一秒は永遠に 永遠は一瞬に 月日はやがて二人の かたち冴えけすけれど 空へ散った想いは 変わらずに煌めいて そしていつか誰かの 掌に落ちてゆく 時と心を超えて 巡り逢うそのために この手に今 握りしめて 生きづかせて 溢れさせて 輝かせて