だれのいのちもむだでわなくすべていみがあるときみはいう あなたがしんだらほらきっとだれかがかなしむときみはいう テーブル越しにむかいあってさめたコーヒーをのんだと わたしはあなたにいったっけ'じょうだんだからきにしないで' いまもわたしはつめたい手をうまくあたためられないまま もうすぐずじょうをすいせいがおおひいてとぶときいたのに まちのみなはだれもかれもそっとにでていえはもぬけのから だれかをきらっただいしょうでじぶんもきらいになっただけ いつまでもいつまでも おなじところぐるぐるとまわってる ああわたしがわるくないのならばだれのしょいにすりゃいいんですか いきてるだけでめいわくだとしらないしらないわかりたくもない めにみえてるものはだいじできょりがはなれりゃどうでもいい すいせいはおおひいてとんだもえつきるまで だれもきづかぬうちにそっとおわりがおとずれたとしても じんるいすべてをみちづれにしてくれるならそれもいいな へいきもひともものがたりもこっきょうせんもあいもうたも くらいへやにこもったままのこどうをとめられはしなかった わたしがうまれおちたこのだいちはいまもあたらしいちがながれ いきたいとねがいあしたをねがったひとがふきとばされきえてゆく なのにいてもいなくてもかわらないわたしがいまもいきをしている それをよろこべというようなやつはきっとただばかなだけなんだ おおひいてとんだすいせいにまちじゅうがきれいだとわらう あたまのなかイメージがよぎるじゅうりょくにまけておちたほし せかいがこわ いつまでもいつまでも いつまでもいつまでも いつまでもいつまでも おなじところぐるぐるとまわって まわっておわってゆく ねえあなたがいつかわらったことそしてわたしもわらったこと いきてるだけできせきだとかしらないしらないなにもわからない だけどさいごがきたときにねもうこれでおわりというときはね きっとわたしはおもうだろうなんどもなんどもおもいだすだろう