だれかがいきをするたびに すんだみずがにごってゆく このもりのなかにいるときおくれしそうだよ いっしんふらんにゆれるはなが そのいのちをつきすすんでしまうのは ぼくがそのこえをひろわずにきたから もうなにもこわくないこわくはない きいろくなったはが はがれおちてゆくいんりょくをかんじても もうなにもこわくないこわくはない いきてる」それだけで たしかなたねをつかんでいる めのまえのみずうみがやわはだをさらしている いとしていないばしょへこのくもがころがってゆくなら もうなにもこわくないこわくはない なしかずしのようにあさやけがみえる ならばあめをふらせよう もうなにもこわくないこわくはない りょうてをぬらしてくこのみたされたきもちだけで よそくふかのうなこのうなばらまっとうにあるいてゆくじょうしきとか あいまいすぎるしんこくさなどもういらない こわくはない いまはこわくないこわくはない きいろくなったはが はがれおちてゆくいんりょくをかんじても もうなにもこわくないこわくはない いきてる」それだけで たしかなたねをつかんでいる