Ganglion

Myaku

Ganglion


いま すりぬけていった あたたかなかぜが
ぼくのなまえをささやいた きがした

すごしたじかんに よりそいたくても
あなだらけのおわらないえが ぼくをわらって

あざやかなはな、ことのはは どうしてここにいるの
ちいさくただながれるせんりつは どこへ

しろいゆきのような はかないあなたよ
もうなににもとらわれず どうかじゆうへと

よくぼうというめにみえぬものは
どこまでぼくらをおいかけ、こわしていくのだろう

それでもぼくは
きみのこころにかがやきつづける そういいながら
てをふるあなたのゆめをみるの