fhána

Tiny Lamp

fhána


わたしのうまれた このばしょ このへやで であったよ
ふるぼけたランプは いまも やさしいひかりを てらしてくれる

ずっとむかし から つむがれてきた じかんを
きずかせてくれた

むねにともそう こころのなかのランプ
いま かくれてたきずな てらし
わたしにそっと ささやきかけるよ
ああ「ぼくはいつもここだよ

さしひろげたて ほら つないだら きみにいう
ことばは「きみをしんじているから
このてをはなさないでいて

ひのくれたまちで たいせつななにかを
なくしたの
それは ちっぽけだけど めには
みえない たしかな かちのあるもの

いつもきみが ほら みつけてくれた
こたえをしめす ちずえがいて

むねにともすよ こころのなかのランプ
いま たからのちずを たどり
わたしのせなか そっとおすんだよ
ああ「ぼくはずっといっしょだよ

さしひろげたて ほら つないだら きみにいう
ことばは「きみがついているのなら
このてをはなさないでいて

あのとき ないたよこがおには
ふあんとともに きたいがやどってたね

いつもきみが ほら みつけてくれた
こたえさしひめす ちずかいてくれた
だから このつぎは わたしのほうが きみをつれて
どこまでも

むねにともそう こころのなかのランプ
いま かくれてたきずな てらし
わたしにそっと ささやきかけるよ
ああ「ぼくはいつもここだよ

さしひろげたて ほら つないだら きみにいう
ことばは「きみをしんじているから
このてをはなさないでいて