Auncia

Shinsui No Yume

Auncia


くらい海の上ふたり静かに
澄みわたる下眺めてひかれあい

恋をした夢の続き約束
ずっと消えることはない
描いてた

愚かに人を愛した人魚は
触れ合うことを選んだ身を委ねて

願いをこめあんだ輪を与えた
人に永遠はないとも知らずに

かなわぬその想いの中に
沈む涙
戻れぬ深き場所へと帰る
届かないなら
最後に告げた言葉は淡く
形変えて
すべてを悟るように悲しく
消える

儚きまま眠ったその瞳は
帰られない運命を嘆いた

いつまでも

禁断を手にした罪指先
気づいたふたりの証かたってた

交わす最後の瞳は深水
時はつないだその腕も許さずに

かなわぬその想いの中に
沈む涙
戻れぬ深き場所へと帰る
届かないなら
最後に告げた言葉は淡く
形変えて
すべてを悟るように悲しく
消える

儚きまま眠ったその瞳は
帰られない運命を嘆いた

くらい海の上ふたり静かに
澄みわたる下眺めてひかれあい