Asuka Okura

Kimi to Deaeru Hi

Asuka Okura


ありふれたかんじょうから
そつぎょうもできてなくてねむれない
とつぜんのあめぬかるんだあのくつは
まばたきするきみのせかいをじっとうけとめている

きみのリアルぼくのしせんどこかちがうとしても
あのくたびれたTシャツみたいにさせないから

プライムナンバー
せかいにどれひっとすとしておなじものがない
こころのくうぱくをむりにうめなくてもいいね
たくさんのだれかのきおくにのこされているよりも
やねのうえきみだけのそらになりたい

くろとしろわたるほどう
むいしきにやさしいかたをえらんでいる
たいようのよこがおなんてきにしないきみのように
てらすみずたまりだけとびこえていきたい

へやのすみにつみかさねたきおくをかえるように
きみのちいさなこえだけをひろいあつめていく

プライムナンバー
きみがあるくそのあときいろのはながさく
けいさんしてもこたえがみえないあのばしょで
ぼくがまよいきみがわらうせかいをこくはくしよう
しずかにまいおりたフィロソフィーのはね

きみのリアルぼくのしせんどこかちがうとしても
あのくたびれたTシャツみたいにさせないから

プライムナンバー
せかいにどれひっとすとしておなじものがない
こころのくうぱくをむりにうめなくてもいいね
たくさんのだれかのきおくにのこされているよりも
やねのうえきみだけのそらになりたい