Arai Yumi

Hitomi wo tojite

Arai Yumi


風がやんだら   沖まで船を出そう
手紙を入れた   ガラス瓶を持って

遠い所へ行った友達に
潮騒の音がもう一度届くように
今   海に流そう

遠い所へ行った友達に
潮騒の音がもう一度届くように
今   海に流そう

霧が晴れたら   小高い丘に立とう
名もない島が   見えるかもしれない

小さな子供に尋ねられたら
海の青さをもう一度伝えるために
今   瞳を閉じて
今   瞳を閉じて