風吹けば乱れて 覚悟に燃えゆく 儚く空に消えた 願いを知ってくれ 十六夜の月を回って 固まった砂時計 人知れず巡り巡って 枯れた場所に沈む 滲む色に溶け出した愛の花 降りしきる雨の刹那 ここに散らす 風吹けば乱れて 覚悟に燃えゆく 飛び立つこと忘れた 恐れも知らず 響かせた黄昏 月の真ん中で 儚く空に消えた 願いを知ってくれ 叶える日まで 立ち止まる霧を纏って 駆け込んだ日の本で 秋もせず走り回った 木の葉揺れるままに 霞む雲に届かない朝を知る 幾千の傷の狭間 人えに舞う 波打てば砕けて 戸惑いを焦がす いつからか決められた 流れも知らず 繰り返す五月雨 涙を隠して 孤独な海で捨てた 飾りはもういない 花咲く日まで 風吹けば乱れて 覚悟に燃えゆく 飛び立つこと忘れた 恐れも知らず 響かせた黄昏 月の真ん中で 儚く空に消えた 願いを知ってくれ 叶える日まで