かぜがはこんでゆく だれもがむかうばしょへ
ながいたびをおえて ひとしくふかいうみへ

とけてゆくいまはないだみずのうえに
みをまかせてねむろうおちばになって

らららさよなら ぼくはとんでゆく
ちりひとつものこさずにちぢに
らららさよなら どうかなかないで
きみのむねにさいごまでいるから

かぜがはこんでゆく ぼくのしらないばしょへ
きみのこころにあるどこにもないひがんへ

なによりもきみがぼくのいきたあかし
だきしめることはもうできないけれど

らららさよなら ぼくはとんでゆく
ひとかけらもこぼさずにとわに
らららさよなら どうかなかないで
きみのなかでいつまでもいきてる

からだもこえもうたもなみだも
すべてをつれてゆけ

かぜのおとがきえてほのおははいにんなって
なにもこわくはないわらってゆけるだろう

らららさよなら ぼくはとんでゆく
ちりひとつものこさずにちぢに
らららさよなら どうかなかないで
きみのなかにいつまでもいるから