九十五年の曲 ラジオから流れて 何かむずむずと一人見もだえてる sweet and sour, I remember まるでねじれたままの It’s a playback of that summer アーメンのテープ 沈むる街の喧噪 あなたに似た人を見まかせた途端に 昔見た 八月の海 波の音が やけにリアルに打ち寄せたから プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日 見つめ合った時間の砂 あんなにもあっけなくて あんなにも僕ら生きてた あなたの名はサマー 僕は君のこと あの日忘れたんだ 逃げ込んだのはカセットのB面さ I remember every summer たとえ裏返しても It’s a playback memories flowers ねじれたままなのに 真夜中ブラウン管 涙落とす横顔を照らす度 昼下がりの階段教室 はしゃぐ笑顔見つける度に 愛し方 プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日 飲み干した空缶を潰すように 空っぽになった心ぎゅっと握った 悲しみを知ることになったって 思い切りぶつかったらよかったんだ 青空に子を描き投げ捨てた 何も始まらぬまま恋は終わった プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日 見つめ合った時間のまま 逃げなかったら僕たちは どんな日々を愛したかな Do you remember that summer