Takuto

Yumeoibito

Takuto


さようなら ゆめおいじんはすぐにすだつ
いごこちのいいものさえもきりはなして
みしったひともあせたそらもすぐわすれる
まるでよこめによぎるくらいにしぜんだ

えるばかりじゃないけどふみだすいみをさがしたぼくがいま

まどあかりにそまるわけは
かこをおもうやすいかいそうじょうじゃなく
あしたとおるはずのいばらをそのなかにもとめるから
ちゃちなおそれなんてさおいていくよ
このえんりょがちなゆうきをおまもりにしようう
ただとうくほしをみるぬるいくらしのはてになにがあろう

こんにちは ゆめおいじんはひととであう
すこしのだきょうをおびながら
ふおんなこころへぷらばんのようにつらなるけしき
どんなきれいないろもにごってしまうね

いまさらそでをつかむようなまねはしないでよだっていま

まどあかりにそまるわけは
かこをおもうやすいかいそうじょうじゃなく
あしたとおるはずのいばらをそのなかにもとめるから
いつかじてんしゃにのせつれてかえるよ
かごいっぱいのせいかとそのものがたり
まだみはてがゆめをおうおもいからだをひいてすすんでいこう
すすんでいこう すすんでいこう

さようなら ぼくはまだみなみ
へとぶおわりのすみかをゆめみるわたりどり