あかない いえのかぎ わたしの かぎなのに なんども ためしても とびらは ひらかない きのうも おとといもそのまえからひとりで だれもいないいえに かえることがあたりまえだった ままから わたされた ちいさい ときだった だけどかぎがあかない いえにはいりたい ほかにかえる ばしょはないのああ かぎをあけて もうこれいじょう ひとりにしないで ゆうやけに そまるそら なにかが せまってくる かーでぃがん もいちまい きたいと おもっている きのうは さんにんでばんごはんをたべたの のこりがれいぞうこ にはいっているのたしかにそうなの みんなが いっしょだった たしかに そうだった よるがそこまできて わたしはないてる どこにもゆく ばしょがないのああ かぎをあけて なかにいれて わたしをうけとめて だけどかぎがあかない いえにはいりたい ほかにかえる ばしょはないのああ かぎをあけて もうこれいじょう ひとりにしないで ひとりにしないで ひとりにしないで