夜空に泳ぐ月だって 手を伸ばせば届くの そっと触れてみた 温かくて じんわり吸い込まれた 増えてく足跡 窓から見る景色も 無表情に流れながら 両手から零れていく ゆらゆら揺れてた 知らずにいた この手で触れてみるまで 欠けた月の下散らばったモノ 広い集めて確かめたいその全てを 静かに眠る雲だって 手を伸ばせば届くの 冷たかった空 柔らかくて 心地よくなっていく 栞を外して巡る旅 流れてく 時の中で増えた傷を 両手で塞いでくれた ゆらゆら眺めた 掴んでみた 思っていたより綺麗で 誰かに伝えたくなったけれど 三日月が形を変えてくその夜まで いつから全てを分かっているつもりで 作り出した想像だけ 信じて来ていたんだろう ゆらゆら揺れてた 知らずにいた この手で触れてみるまで 欠けた月の下散らばったモノ 広い集めて確かめたい ゆらゆら眺めた 掴んでみた 思っていたより綺麗で 誰かに伝えたくなったけれど 三日月が形を変えてくその夜まで