Yutaka Ozaki

Futatsu No Kokoro

Yutaka Ozaki


みつめあうだけのくらし 心の鼓動が
さびしさぬりつぶし きょうをあたためあうよ
ふたつのこころ ふたつのいきかたを かさねあうから
きみはときどき なみだを ぼくはためいきをこぼすけど
ふたりもとめあい くらしてゆけるさ
よあけまでずっと だきしめあいながら

そっととびらとじて ぼくがたびにいくとき
きみはいつまでも えがおをうかべていた
よるのあかりのむこで きみはぼくのかえりをまつの
みしらぬまちのかたすみで ぼくはきみのおもかげだきしめている
はなれてすごしても きみのこころがきこえるよ
きみにとどくだろ ぼくのこのおもいが

わけあうものなど はじめからないけど
こころさえあれば いつでもふたりはあるがまま
そっとつよく うけとめあいながら よるがあけるまでずっと
だきしめあっているよ
ふたりあるがまま