めざめたときそこにあなたがいて
またあたらしいあさをあたえてくれた
そのこどうはとてもやさしくて
でもなきそうなほどかなしくて

さけんでいるんだ
だれかにあいたいって
まだなまえもかおも知らないけれど
そのこえはたしかにきこえてる
ただあてもなくはしりだした

ありがとうめいわくかもしれないけど
だれのためじゃなくじぶんのために

むねのおとがそのさけびがさがしもとめるばしょへ
こぼれおちたおもいをひろいあげてとどけにゆこう
いきるいみをあなたがおしえてくれたから
ほんのちょっとこのせかいもわるくないそうおもえるよ

かばんのなかいつもからっぽだった
ゆめきぼうもみらいもなんにもなくて
だからあなたのねがい
ひとつくらいなら
ほら、ぜんぜんおもたくないんだ

やぶれたものがたりのいちぺーじを
かきなおすようなたびにでかけよう

むねにてをかざしてといかける
ねえねえねえ
ないてわらいながらいきていたい
それでいいよね

まどのむこうひとりぼっちかがやくほしのひかり
めをとじれば
きえてしまいそうでねむれなかった
それはまるで
こもりうたみたいなリズムで
だいじょうぶって
かたりかけてくれたきがした

かぞえきれないほどのいまを
むねにきざみつけよう
ふたりぶんのおもいがみらいへと
つながるように
いきるいみを
あなたがおしえてくれたから
ねむりにつくのはもうこわくない

むねのおとがそのさけびが
さがしもとめるばしょへ
たどりつくそのひをゆめみにながら
あすをしんじていたい
そうおもえるよ