Moran

Kimi No Ita Gosenfu

Moran


ねえ、どうしてじゅうせいさえつつんで
さらうはずのそらがむねのざわめき
すくいあげけしさってくれないの

うすくはったねいろがしみこみ
かくしたことばをつないで
このからだすべてかなしいうたにかえてしまう

きっとのぞみはしなくても
くりかえしのごせんぷをなぞって
それがいまあしがせになっているとわかる
けれどこばめずにいるよ

おなじひびのおなじけしきをみつめていた
きみがわらってうれしくなって
いつもそこにいた…はずなのに

いろあせずなりひびくおとがやさしすぎて
あしがとまり、ふりかえる、ただひとり

つのるおもいをかみのうえにならべて
そのなまえとつづりともらえるなら
もうくちずさむこともしないよ

すがたをかえるまちびがすぎるはやさだけをつたえる
おなじみちをおなじほわばであるいていた
きみがわらってうれしくなっていつもそばにいたはずなのに

いろあせずなりひびくおとがやさしすぎて
あしがとまり、ふりかえる、ただひとり

きみがわらって
きみがわらって
うれしくなって
ぼくもわらって
きみがわらって
ぼくもわらって