Mitsuishi Kotono

Itai me ni Aitai

Mitsuishi Kotono


恋するふたりが
ひきさかれたゆく
かなしいえいがをみて
ないていた

じぶんのことのように
のめりこんで
つらいうんめいに
むねをいためた

だけどわたしには
そんなひげきなどない
しょうせつやえいがで
みてるだけ

いたいめにあいたい
いたいめにあいたい
ねむってるいのちに
ひをつけてみたい

きずつかないよう
なかないようにと
しらずしらず
れっるをしていた

じぶんのしたいことを
じゃまされったって
さけぶこともなく
すごしていたわ

ほんとうはいちどだって
たたかったことがない
なんとなくながされ
いきていた

いたいめにあいたい
いたいめにあいたい
ぶつかってなにかを
のりこえてみたい

ほんとうはいちどだって
いたいめにあってない
こころからわらった
こともない

いたいめにあいたい
いたいめにあいたい
もえあがるいのちを
みせつけてみたい