銀の街並みが溶けだして 枝先の露春の色です じっとひそやかなつぼみたち 弾ける瞬間を探しています ゆうべ あなたの夢を見ました うまく言えない はじめての気持ちが わたしSaraのキャンバスです 白いままで待っています 早く早く迎えに来て あなた色に染めてください ノート開いても気がつけば あなたの名前 綴っています 告げる勇気などないくせに 電話のベルに胸おどります 後姿を見間違うこと 誰か教えて 恋と呼ぶのですか わたしSaraのキャンバスです 白いままで待っています 早く早く迎えに来て あなた色に染めてください わたしSaraのキャンバスです 瞳閉じて待っています どうぞ 優しい腕の中で 素敵な絵に変えてください