あおぞらにほんのせんをひいて せかいのちゅうしんはおわりをつげる あの日そらははいろのくもになる そのなか ひとにはつばさはない ガラスみたいにもろくてバラバラになったおちていく さよならもいえないまま せかいちゅうかなしみあつめてひとはそのさきになにをみた ぎせいのうえでひきがねがひかれる おわりはとっくにはじまっていたんだろう どこかのさいじんよりあのひとのほうが せかいをずっとあいしていたんだろう えいがみたいにうつったブラウンかんをむこうがわ はかなんなどそこにはない せかいちゅうかなしみあつめてひとはそのさきになにをみた ぎせいのうえでひきがねがひかれる おわりはとっくにはじまっていたんだろう てんごくのじごくもここにはなくてただそらだけがあるって あのひとがうたったたっきうたはつよきひとにはとどかない ぼうりょくのれんさはおわらない ほうふくのれんさはおわらない かなしみのれんさはおわらない せかいがおわるまで