研ぎ澄まされた空虚のその中で揺れる想いを永遠に重ねた 夢に宿るは幾多の煌めき あなたの想いは過去に消えたわ 神よ この私を導き給え!この深き暗闇の中に光を この人を導き給え!全てはあなたのため [月の光に導かれ彷徨い歩き続けてきたが いつからか私の心の奥底に深い暗闇が潜んでいた。] 記憶の彼方に眠る光よ 今、目覚めよ 奏でる世界へ飛翔てる夜に 輝ける翼を広げて "Vive menor mortis Dum veneris judicare saeculum Tremens factus sum ego, dum discussio venerit." [いつも聞こえてくるこの歌声 儚くも懐かしい夜の調べはあの日の記憶を包み込んでいく 今宵も私はこの夜の調べを聴きながら 優しい月の幻想と共に 柔らかい光に包まれた夜明けを待ち続けている] 月の光が私を惑わすのか 愚かなあなたを導く この胸に響き渡る声は遠い記憶を呼び覚ますよう いつもどこかで見つめているの 風はざわめき 木立は揺さぶられ 遠いあの日に何かが起こった この世界に広がる闇は夢の記憶を持たらすでしょう 誰も事の真実を教えてくれぬのか 神よ この私に過去の記憶を!この深き絶望の淵に光を この人に過去の記憶を!全てはあなたのため [あなたはあの日犯してしまった過ちに縛られ続けている その呪縛から逃れることなどできないわ ただ一つの方法を覗いては….] 記憶の彼方に眠る光よ 今、目覚めよ 奏でる世界へ飛翔てる夜に輝ける翼を広げて 幾重にも舞う光よ 今、この手に 失くした世界を取り戻すために輝ける翼を広げて