Kusuo

Tsubomi (feat. Lecca)

Kusuo


ひとりよりふたりっておもえたから
てとてつないでいつか
きのうよりあしたをくりかえして
いまよりつよくありたいって
わたしたちはおとなになるまえの
まるでつぼみのように
まえだけみつめてわらいあっていたよね

ふたりであるいてまたこのきせつがおとずれる
ずっといっしょにいようねなんてやくそくをかわしていたひび
きまってぼくがみぎでひだりにぎゅっとしがみついていたきみがいて
なにもしらなかったぼくらはやがてつぼみからおとなへ

どこまではしっていってもあなたはわかってくれると
ふかくかんがえもしないでふりむけば
おもいははるかとおくみちはわかれていたの
きづいてた?それなのにキスしてた

てをつないでこえてきたそれぞれのシーン
むねにのこしてときはながれるから
ねえ、すきだよってもういえない
よるもひるもつぼみのじきをあなたといた

ごめん、きょうもつきあいがあって
このことばなんかいいっただろう
こころではいつかあおうとはおもってるのに

ふたりよりそったとおいきおくがぎゅっとつよくむねをしめつける

ほんとうはわかってたこたえでもそれをぜったいみとめたくなくて

きゅうにあえなくなってまえのわたしならきっと
さみしくててもちぶさたでなにもてにつかないの
でもどうしたんだろわたしひとりすごすよるなのに
ためこんでたようじできる、ってほっとしてる

いつだってあなたがすきそうつたえようとしたのに
いつかみたいにそばにはいないから
あのひにもどりたくてむりだとわかってるけど
かなえたくてめをとじてキスしてた

てをつないでこえてきたそれぞれのシーン
むねにのこしてときはながれるから
ねえ、すきだよってもういえない
よるもひるもつぼみのじきを

わらっていても(わらっていても
ないていても(ないていても
きみといたことでこころはふるえずにいられたから
いつまでも(いつまでも)わすれない

こぼれおちていったなみだははなびらをつたう
ふたつのつぼみはおとなとなっていた
ずっとつないできたてをいまはなすよ
ことばじゃつたえられないさよなら

てをつないでこえてきたそれぞれのシーン
むねにのこしてときはながれるから
ねえ、すきだよってもういえない
よるもひるもつぼみのじきをあなたといた

すきだよってつげてすごしたつきひが
すこしずつかわってかこのものになる
あしたも、ってもういえない
よるもひるもつぼみのじきをあなたといた