ひとりよりふたりっておもえたから てとてつないでいつか きのうよりあしたをくりかえして いまよりつよくありたいって わたしたちはおとなになるまえの まるでつぼみのように まえだけみつめてわらいあっていたよね ふたりであるいてまたこのきせつがおとずれる ずっといっしょにいようねなんてやくそくをかわしていたひび きまってぼくがみぎでひだりにぎゅっとしがみついていたきみがいて なにもしらなかったぼくらはやがてつぼみからおとなへ どこまではしっていってもあなたはわかってくれると ふかくかんがえもしないでふりむけば おもいははるかとおくみちはわかれていたの きづいてた?それなのにキスしてた てをつないでこえてきたそれぞれのシーン むねにのこしてときはながれるから ねえ、すきだよってもういえない よるもひるもつぼみのじきをあなたといた ごめん、きょうもつきあいがあって このことばなんかいいっただろう こころではいつかあおうとはおもってるのに ふたりよりそったとおいきおくがぎゅっとつよくむねをしめつける ほんとうはわかってたこたえでもそれをぜったいみとめたくなくて きゅうにあえなくなってまえのわたしならきっと さみしくててもちぶさたでなにもてにつかないの でもどうしたんだろわたしひとりすごすよるなのに ためこんでたようじできる、ってほっとしてる いつだってあなたがすきそうつたえようとしたのに いつかみたいにそばにはいないから あのひにもどりたくてむりだとわかってるけど かなえたくてめをとじてキスしてた てをつないでこえてきたそれぞれのシーン むねにのこしてときはながれるから ねえ、すきだよってもういえない よるもひるもつぼみのじきを わらっていても(わらっていても ないていても(ないていても きみといたことでこころはふるえずにいられたから いつまでも(いつまでも)わすれない こぼれおちていったなみだははなびらをつたう ふたつのつぼみはおとなとなっていた ずっとつないできたてをいまはなすよ ことばじゃつたえられないさよなら てをつないでこえてきたそれぞれのシーン むねにのこしてときはながれるから ねえ、すきだよってもういえない よるもひるもつぼみのじきをあなたといた すきだよってつげてすごしたつきひが すこしずつかわってかこのものになる あしたも、ってもういえない よるもひるもつぼみのじきをあなたといた