Kumaki Anri

Kimi No Moji

Kumaki Anri


おだやかに暮らしたい
きみとならできるはず
いやできないかな
でもきみと過ごせたら
それだけでいいと思う

ピントがずれたようなふたりだった
今もおんなじか
悪いやつを黙らせに行こう
そんなことを繰り返していた

無茶なことばかりだったけど
そんなに悪い思い出じゃない

おだやかに暮らしたい
きみとならできるはず
いやできないかな
でもきみの軽口を聞けるならいいと思う

仲間も似たり寄ったり
ものの見事どこかずれていた
ぼくのおかしな妹とも
そりゃ仲良くやっていけるだろう

いつも誰かと一緒にいた
そんなガラじゃなかったのに

おだやかに暮らしたい
きみとならできるはず
いやできないかな
ただぼくの告白が実ること祈ってるよ

おだやかな風が吹くあの春に帰れたら
そう思うけど
もう誰が待ってたか待ってるか
忘れてしまう

泣かせてるごめんも言う
けどきみを思い出せない
ただひとつわかること
この文字はきみのものだ