Kudou Shizuka

Koi Hitoyo

Kudou Shizuka


ぬぐれたかみを
はじめてみせたよる
こころがないた
だかれていながらさみしくて
かさねてゆく

くちびるでさえたぶん
こたえだせない
あつくなるはだをしんじるのに

ひとみをとじてねがいが
かなえられたとかんじたそのとき(しゅんかん)に
まだふかいあいがかならずある

わからないわからないどうなるのか
きりがないきりがないふるえるむね
あなたのうでにくるいながらこわれてしまいたくなる
どこまですきになればいいのなみだにおわりはないのなぜ

つめのさきが
[シャツ]のせなかにおちて
めまいのあらし
うわごとみたいにあなたをよぶ

もとめあうままつかんで
たしかめあったぬくもりそのさきに
もえつきるあいがかならずある
くるしくてくるしくてかすれるこえ

せつなくてせつなくてきえないよる
ふたりであたえあえるゆめをうそになんかしたくない
どこまでつよくなればいいのいたみをふりきれるまで

Repeat