Kita Shuuhei

Yasashii Kiseki

Kita Shuuhei


きみがすごしてきたひびの
ひとつひとつに
ぼくがまだしらないかおの
きもをえがくよ
たとえばしあわせだったごご
こらえたなみだ
りゆうごといとしいなんて
いってもいいかい

かかえてあふれてみちるように
ゆっくりあすへとあるきだせる
ぼくがいまぼくであるように
きみもいまきみだからここにいる
それはとてもやさしいきせき
なにひとつまわりみちじゃない
ふたりこころからおもえるね
ぬくもりのうらがわもぜんぶだいきしめて

もしもまたささいなことで
ふあんになっても
じぶんがあいされていること
わすれないでいて
おもいでのなかのみらいが
かわっていくよ
これからおこるできごとは
ふたりのものだ
みつけてわけあうえがおのかず
とどきたとわにもちかづけるね
きみがいまきみでいるから
ぼくはいまきみをあいしている

それはとてもやさしいきせき
しぜんなほわばでいいよ
ふたりらしいかたちさがせるさ
せかいはなんどだっていろをとりもどす
であえたいみはもうおたがいのむねに
ひろがるあいはもうおたがいのあさに
となりでみあげるまっさらなそら
あるいてゆけるさどこまでも

ぼくがいまぼくであるように
きみもいまきみだからここにいる
それはとてもやさしいきせき
なにひとつまわりみちじゃない
ふたりこころからおもえるね
ぬくもりのうらがわもぜんぶだいきしめて