Kawai Eri

Sen No Umi Wo Koete

Kawai Eri


どこであったのだろう
思い出のような君
安らぎが打ち寄せる
初めて出会うのに

足袋に揺られて
共に旅したような
神々の住む島で
共に暮らしたような

これは幻
それでも構わない
これが恋なら
全てをかけるから

もしも君が望む
ならついて行こう
千の海を越えて
なお遠く遠く

私が透き通る
君の腕の中で
優しさの洗礼で
清められたように

人は昨日を
忘れて生きるもの
けれど消せない絆
を愛と呼ぶ

もしも君が行く
のならついて行こう
千の時を越えて
なお遠く遠く

もしも君が望む
ならついて行こう
千の海を越えて
なお遠く遠く