Kaji Hitomi

Watashi No Namae Wo Yonde

Kaji Hitomi


わたしのなまえをよんで
わたしのなまえをよんで
それであすにつながるから
ここにいていっしょにねむくなるまで

ネオンいろにそまる
よぞらにつぶやく
もうなんどめのそらなんだろうって

ひとごみのなか
あしどりおもくて
このままきえても
だれもきっときづかない

つよいつよいしあわせぶって
いたいいたいみんなうそばっか
じぶんだけはいつもごまかせないの

はでにきかざってくほどに
からっぽになるきがして
このさみしさどこからきて
どこへむかってくの

わたしのなまえをよんで
わたしのなまえをよんで
それであすにつながるから
ここにいていっしょに
ねむくなるまで

ときどきめがさめて
ないているのは
なにかをうしなったわるいゆめのせいね

きらいきらいあいまいな今
ほしいほしいあのこみたいに
まわりばかりきにするのはもういやなのに

ねえさみしいわけじゃない
ひとりがすきなだけだって
つよがってるサインにそう
あなたはきづいてる

わたしのなまえをよんで
わたしのなまえをよんで
それであすにつながるから
ここにいていっしょにねむくなるまで

はでにきかざってくほどに
からっぽになるきがして
このさみしさどこからきて
どこへむかってくのか

わたしのなまえをよんで
わたしのなまえをよんで
かわりなんていないときかせて
みたされないこころをかまって
ここにいていっしょに
ねむくなるまで