わたしばかよね おばかさんよね うしろゆび うしろゆび さされても あなたひとりに いのちをかけて たえてきたのと きょうまで あきかぜがふく みなとのまちを ふねがでてゆくよに わたしもたびにでるわ あすのあさはやく わたしばかよね おばかさんよね たいせつな たいせつな じゅんじょを わるいひとだと しっていながら あげてしまった あなたに あきかぜのなか かれはがひとつ えだをはなれるよに わたしもたびにでるわ あてもないままに わたしばかよね おばかさんよね あきらめが あきらめが わるいのね いちどはなれた こころはにどと もどらないのよ もとには あきかぜがふく つめたいそらに とりがとびたつよに わたしもたびにでるわ ひとりなきながら