いつもとちがうえがおきついても
なにもきかずただとなりで
みつめているいまだけでもすべて
わすれてほしいから
だきしめただけできみのいがおが
ほほえんだようなきがしていて
ゆめのなかのきみにとどくまほうを
となえてみた
なきだしたっていいよ
いつもなきむしのあたしでもできることがある
どんなときもそばできみのほほをぬぐってあげる
ふたりはいつもなきがおすまいる
ふたりのあるくはやいさちがうから
すぎうしろをふりむいたり
そんなきみのしんぱいしょうなとこ
あいかわらずなんだ
どれだけふたりのきょりはなれても
そのすがたみつづけているから
まようこともなくしんじたみちだけ
あるいていて
なげだしたっていいよ
ふあん、ひとりちんめしたままじゃこどくになるから
そんなよるもそばであたしだけはわらってあげる
ふたりはいつもなきがおすまいる
ふたりでみてたなつのせいざとか
うみをてらすつきとかきみのだいすきなもの
それだけあしたも
はなしてわらうおうよいつも
このひろいせかいでたいせつなもののかずなんて
いくつもないから
このりょうてをひろげ
あしたへつられだしてあげるとちかうよ
なきだしたっていいよ
ほんとなきむしのあたしでもできることがある
どんなときもそばで
きみのほほをぬぐってあげるひとりじゃない
もしもきょうがふたりさいごの
よるになるならいますぐにでも
きみのほほをつたうながれほしにも
ねがいをかけ
ひゃくねんのみらいまでも
あのよぞらにうかんだ
ほしたちときらめいてく
ふたりだけのなきがおすまいる
