Dustcell

One

Dustcell


もうこたえはないよ
せいぎなんてないよ
だれもかれもみな つみをおっていくんだ
しるはかみのみ あいろに
ひとであるじゅばく
おもうようにいかないよだ むじゅんばかりかかえて

みあげればあかいおおぞら
The world never ends
とほうもないな
のばすさきのむこう
それはまるでひかりのようにさいていた

いたむほどにかわるせかいで
きみといきていたいんだよ
しろとくろのかぎをかなであい
ことばもいらないまま
むじひなつきいのちのおわりにあいがのこれば
ぜんぶうばってしまってもいいよ
こえもしかいもかんじょうも

さばくにふるおおあめのように
かなしみがすべてをくらって
ひとしれずにないてはとでくらくら
なにもてにつかないひびもあるんだ
かげがくながくのびる
ぶかっこうでいびつなかたちだった
それでもまえをむきたくて
まだみぬけしきへあるきたくて

ここがじごくにかわるかどうかはこころしだいだ
ずれにずれたいんせいりゆうなんてなかった
もうもどれないよ

くだらなさをまとうせかいで
きみといきていたいんだよ
かきかえようかこもまちがいも
ひかりのむこうへと
むじひなつきいのちのおわりにあいがのこれば
ぜんぶうばってしまってもいいよ
ねがいもすくいもかんかくも

このままはなれずにいさせて
このままとけいのはりをとめよう
このまま」なんてむりなことはもうさわかってる
ひとはだれしもがこどくなのか
それともすべてがひとつなのか
ずっとわからないままさ
どうかかわらずきみのそばで

いたむほどにかわるせかいで
きみといきていたいんだよ
だれがなにをいうとかまわない
こきゅうをつないでく
むじひなつきいのちのおわりにあいがのこれば
ぜんぶうばってしまってもいいよ
てんもちもこのかんじょうも