きみがぼくにみせてくれた せかいはとてもきれいだったな しょかのすきまにすまう いちりんのはなは ぼくにはとどかぬそんざいで ことばのおくにすまう ほんねのたねはもう ひのめもあびずにかれていた まわりとくらべてはまた じこけのおちてく こわくなるんだそれでも きみのすべてに すくわれて きみがぼくにみせてくれた せかいはとてもきれいだったな まるでぼくがぼくじゃなくなっていく そんなひびもどこかいとおしくて またきみにこいをしる きみのとなりでは なぜだかまえより いきがらくにおもえるんだ ささいなふあんも たかなるこどうも ぼくをはしらせるまほうだ きみがぼくにみせてくれた せかいはとてもきれいだったな まるでぼくがぼくじゃなくなっていく そんなひびもどこかいとおしくて ぶつけるんだぼくのすべてをきみに からっぽでよわいじぶんからめをそむけ みたいものだけをみていたあのころ ぼくはじぶんをとくべつだとおもっていた あたりまえとおもっていたにちじょうも きみにであってからのぼくには まるでちがうとくべつなものにおもえた おおげさだときみはわらうだろう でもほんとうなんだ いまのぼくをつくったのは ほかのだれでもないきみだ、きみなんだ ありがとうとすなおにいえたのは きみがえがおがそばにあったからで いつしかぼくのせかいひろがったのは きみのことばがぼくをかえたから きみがぼくにみせてくれた せかいはずっとわすれないよ まるでぼくがぼくじゃなくても そんなひびにきみがいるのなら とわにぼくらこいをする